公認会計士

公認会計士

医師・弁護士と並ぶ三大国家資格

公認会計士の仕事・収入

公認会計士とは、税理士試験よりも上に位置する、会計系最高ランクの資格です。公認会計士の主な仕事は、大企業の「監査」です。

監査とは、企業の会計が合法的になされているかを診断する仕事で、日本では公認会計士だけができる独占業務です。また、公認会計士の資格があれば、登録をするだけで税理士の仕事もすべて行うことができます。

公認会計士の就職先は監査法人がほとんどで、その場合、年収は600万円くらいからのスタートとなります。その後は順当に昇給していけば、年収1000万円が平均的な収入となります。

監査法人での大企業を監査する仕事は、多大な資料を数人で手分けて精査する地味な作業です。独立し、中小企業の監査を中心に開業する公認会計士もいますが、その場合、税理士と同じような仕事もこなしていくことになります。

公認会計士のなり方・学校と講座

公認会計士の資格は医師・弁護士と並ぶ三大国家資格です。試験の難易度も高く、スクールに通って2年以上は勉強の日々が続きます。

2006年の試験制度の改正により、受験はしやすくなりました。受験資格がなくなり、3次まであった試験が、1つに統一されています。

公認会計士の試験には、短答試験+論文試験(科目合格制)があり、どちらも合格は2年間持ち越せます。また、公認会計士の登録には、2年間の実務経験が必要です。