不動産鑑定士

不動産鑑定士

土地や建物の適正価格を鑑定評価

不動産鑑定士の仕事と収入

不動産鑑定士とは、土地や建物などの「不動産」の適正価格を鑑定・評価する仕事です。公的機関・民間機関の双方から仕事の依頼があり、景気にも左右されにくい仕事です。

不動産鑑定士の主な勤務先は、鑑定事務所の他に、信託銀行や大手不動産会社の鑑定部門などがあります。鑑定事務所に雇われているあいだは、年収500万円くらいとけっして高くはなく、年収が1000万円を超えるのは独立してからになるケースが多いです。

不動産鑑定士のなり方・学校

不動産鑑定士になるには、国家試験に合格する必要があります。

2006年の試験制度の改革により、かなり受けやすくはなりましたが、スクールに通って3年程度の学習期間は見ておいた方がいいでしょう。

鑑定事務所に勤めながら資格取得を目指すケースも多いですが、仕事はハードなので、事務所選びは気をつけましょう。

信託銀行や大手不動産会社の場合、出世コースの中に不動産鑑定士の資格取得が組み込まれていることもあります。

不動産鑑定士の資格

不動産鑑定士とは、土地や建物などの不動産の価値を鑑定・評価するための資格ですが、不動産の価格は地域や時代である程度の相場があります。その一方で、土地や建物には相場だけで判断できない「唯一の価値」があり、その価値を第三者の目線で鑑定するために不動産鑑定士という資格が作られました。