福祉住環境コーディネーター検定試験

  • 公的資格
  • 実務制限:なし
  • 学歴制限:なし
  • 年齢制限:なし

福祉住環境コーディネーターとは

福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に、できるだけ自立しいきいきと生活できる住環境を提案する専門家だ。

医療・福祉・建築についての幅広い知識が必要なことから、福祉業界だけでなく建築業界からの受験者も多く、各業界での活躍が期待されている。

福祉住環境コーディネーター検定試験の資格・試験情報

受験資格
3級・2級は誰でも受験できる
1級は2級合格者のみ
試験日
7月上旬/11月下旬(1級は11月のみ)
申込期間
4月下旬~5月下旬/9月中旬~10月中旬
申込方法
電話、またはインターネットより申込み
受験料
[3級]4,200円 [2級]6,300円 [1級]10,500円
試験地
全国各地
試験内容
【3級】
マークシート方式(2時間)
100点満点とし70点以上で合格
(1)少子高齢社会と共生社会への道
(2)福祉住環境整備の重要性・必要性
(3)在宅生活の維持とケアサービス
(4)高齢者の健康と自立
(5)障害者が生活の不自由を克服する道
(6)バリアフリーとユニバーサルデザインを考える
(7)生活を支えるさまざまな用具
(8)住まいの整備のための基本技術
(9)生活行為別に見る安全・安心・快適な住まい
(10)ライフスタイルの多様化と住まい
(11)安心できる住生活
(12)安心して暮らせるまちづくり


【2級】
マークシート方式(2時間)
100点満点とし70点以上で合格
(1)高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境
(2)福祉住環境コーディネーターの役割と機能
(3)障害のとらえ方
(4)リハビリテーションと自立支援
(5)高齢者・障害者の心身の特性
(6)在宅介護での自立支援のあり方
(7)高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備
(8)障害別にみた福祉住環境整備
(9)福祉住環境整備とケアマネジメント
(10)福祉住環境整備の進め方
(11)福祉住環境整備関連職への理解と連携
(12)相談援助の実践的な進め方
(13)福祉住環境整備の共通基本技術
(14)生活行為別福祉住環境整備の手法
(15)福祉住環境整備の実践に必要な基礎知識
(16)福祉用具の意味と適用
(17)生活行為別にみた福祉用具の活用

【1級】
マークシート方式(2時間)+記述(2時間)
各100点満点とし、それぞれ70点以上で合格
・マークシート式試験
(1)これからの社会に求められる福祉住環境整備
(2)福祉住環境コーディネーター1級の目標と役割
(3)地域で支える高齢者ケア
(4)地域で支える障害者ケア
(5)地域福祉の推進と福祉コミュニティ
(6)福祉コミュニティづくり
(7)ユニバーサルデザインの概念および沿革
(8)ユニバーサルデザイン環境の整備手法
(10)高齢者・要介護者向け住宅・施設の流れ
(11)高齢者住宅・施設の種類と機能
(12)障害者向け住宅および施設の種類と機能
(13)福祉住環境のコーディネートの実際
・記述試験
実務能力(課題に対する提案力)などの、実践力、応用力、総合的判断力
受験者数
[3級]16,444人 [2級]29,954人 [1級]630人
合格率
[3級]41.1% [2級]53.5% [1級]5.2%
問合せ先
東京商工会議所 検定センター
電話番号
03-3989-0777
公式サイト
http://www.kentei.org/fukushi/

過去問・サンプル問題

公式サイトで各級のサンプル問題に挑戦することができる
http://www.kentei.org/fukushi/mondai03.html