社会保険労務士

社会保険労務士

人の暮らしに直接関わる社会保険の専門家

社会保険労務士とは

社会保険労務士とは年金や健康保険などの社会保険に関する専門家だ。社会保険に関する書類を作成し、その書類を役所へ提出することが主な業務である。

「社会保険労務士」を略して「社労士」と呼ぶことも多い。

社会保険労務士は、1968年に行政書士の業務から分離した国家資格の職業でそれまで行政書士が行っていた多くの行政手続の中から「社会保険」の業務が独立した。

社会保険は人の生活に直結する業務だ。社会保険労務士は、ヒトにとっての快適な職場環境作りと、そのための会社経営の効率化をサポートするための仕事である。

社会保険の仕事

大きな企業なら、社会保険の手続きや労務管理は、総務部や人事部が行うことが多いだろう。しかし、中小企業など、そういった部署をもたない企業が社会保険の手続きを他へ依頼するときに、唯一代行権をものが社会保険労務士だ。

またそういった企業への効率的な労務管理に関するコンサルティングを行うのも社会保険労務士の仕事である。

社会保険労務士は、雇用主と被雇用主との仲介役にたつことが多いため、高いコミュニケーション能力が必要となる。また社会保険は法令の改正が頻繁に行われるので、一生勉強が続くが需要のある仕事といえるだろう。

社会保険労務士の仕事と収入

社会保険労務士の年収は500万~1200万円ほど。

社会保険労務士は、ビジネスマンのスキルアップのための資格であった。保険や年金など社会保険の専門知識である社会保険労務士の資格を取得後は、一般企業の総務部や人事部に就職したり、銀行や信用金庫の年金相談窓口を担当したりすることが多かった。

それが近年、社会保険労務士の独立も徐々に増えてきている。
主な顧客対象は総務部や人事部を持たない中小企業である。

雇用関係の多様化や、労働人口の高齢化など、社会保険制度はますます複雑になってきている。厚生年金や賃金体系、退職金制度など、効率的な労務管理の提案・コンサルティングができる社会保険労務士の資格&スキルがあれば、就職にも独立にも大きな武器となるだろう。

社会保険労務士のなり方・学校と講座

社会保険労務士は、1年ほどの勉強で取得可能な国家資格のため人気があり、働きながらスクールに通う社会人も多い。

逆に、社会保険労務士に関しては長期的な学習プランはお勧めできない。社会保険は法改正が多く学習した内容が混乱するからだ。
社会保険労務士の試験は毎年8月末だが、試験範囲はその年4月までの法改正も含まれるので注意しよう。