気象予報士
-
国家資格
(必置資格) - 実務制限:なし
- 学歴制限:なし
- 年齢制限:なし
気象予報士とは
気象予報士とは、気象に関する様々なデータを分析することで気象予報をおこない、その情報を提供する気象の専門家である。
1993年の「気象業務法」の改正により誕生した国家資格。
昔は気象予報といえば気象庁のものだったが、最近では株式会社ウェザーニューズのような民間の気象会社も増えている。民間の会社が独自の気象予報を発表するには気象予報士の有資格者を置くことが義務付けられている。
最年少合格者は12歳
難関で知られる気象予報士の国家試験だが、2013年1月の試験で12歳が気象予報士試験に合格し、最年少記録を更新している。
気象予報士の資格・試験情報
- 受験資格
- 誰でも受験できる
- 試験日
- 1月・8月の年2回
- 申込期間
- 試験日の約2ヶ月半前~2ヶ月前
- 合格発表日
- 試験日の約1ヵ月後
- 受験料
- 1,1400円
- 試験地
- 北海道、宮城、東京、大阪、福岡、沖縄
- 試験内容
- 【学科試験】五肢択一式
■予報業務に関する一般知識(60分)
大気の構造、大気の熱力学、降水過程、大気における放射、大気の力学、気象現象、気候の変動、気象業務法その他の気象業務に関する法規
■予報業務に関する専門知識(60分)
観測の成果の利用、数値予報、短期予報・中期予報、長期予報、局地予報、短時間予報、気象災害、予想の精度の評価、気象の予想の応用
【実技試験】
記述式(2時間30分:途中休憩あり)
(1)気象概況及びその変動の把握
(2)局地的な気象の予報
(3)台風等緊急時における対応 - 受験者数
- 7,727人
- 合格率
- 4.1%
- 問合せ先
- 一般財団法人気象業務支援センター試験部
- 住所
- 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-17 東ネンビル7階
- 電話番号
- 03-5281-3664
- 公式サイト
- http://www.jmbsc.or.jp/hp/cwfe/init.php
過去問・サンプル問題
公式サイトで過去6回分の試験問題と解答を見ることができる
気象予報士試験-過去の試験問題